Q&A

成田山・不動明王について

お護摩ご祈祷

お護摩ご祈祷とは、お不動さまをご本尊としてそのご宝前に壇を設け、皆様の所願成就
をお祈りする真言密教の修法のことです。
お護摩の聖火はお不動さまの智慧を象徴し、護摩木という薪は煩悩を表しています。
お護摩のご祈祷を通じて、「むさぼり」「いかり」「おろかさ」という心の迷いと、
この迷いから生じる心の汚れをお不動さまの智慧の炎で焼きつくし、すみやかにお願い事
が成就するようご祈念いたします。ご祈祷をお申し込みの方には、お護摩札が授与されます。

お護摩札

お護摩ご祈祷によってお加持されたお護摩札は、皆様のお名前とお願いごとが記されます。
このお護摩札は、ご本尊お不動さまのご霊徳を宿すご分身ご分霊です。

おまつり場所

お護摩札のおまつり場所は神棚や仏壇、床の間など、お不動さまを奉安するのにふさわしい
清らかなところを選んでおまつり下さい。神棚や、仏壇などが無い場合は、できるだけ目線より
高いところへ、お護摩札を南向きもしくは東向きになるようおまつりください。
お住まいの都合により、このようにおまつりすることがむずかしい場合は、ご自分がご祈願しやすい場所、
またはご家族の方がそろってご祈願しやすい場所におまつり下さい。

おまつりの仕方

お護摩札のおまつりの仕方は、お護摩札に向かって正面に香炉、右に灯明、左に花、
お護摩札と香炉の間にお水を供えて下さい。仏壇におまつりする場合は、仏壇に花、
香炉がありますので、お護摩札の前にお水を供えてください。お水は毎朝一番にお供えください。

お祈りの仕方

お護摩札をご家庭におまつりすることの一番重要な意味は、お不動さまをよりどころとし、
一心にお願い事の成就をお祈りし、ご加護にあずかるよう願う尊い信仰心を養うことです。
お祈りの際は、合掌し、お不動さまのご真言をお唱え下さい。
ご真言を唱え一心に祈願するということは、身体の動きと言葉の働きと心の働き、
お不動さまのご加護により心安らかな毎日をお送り下さい。

喪中のお詣りはいけないのでしょうか?

家族や近親の方がなくなられた場合は、しばらくの間、喪に服して慶事には参加しないほうが良いと
されています。 そのため、神社仏閣の参拝もいけないと思われている方がいらっしゃいますが、
成田山のお詣りには、喪中は関係ありませんので、安心してご参拝ください。喪に服する習慣は、
穢れやわざわいを他におよぼさないようにするという意味があります。しかし、成田山のご本尊である
お不動さまは、燃えさかる火炎をもって、あらゆる穢れや罪障を焼き清めてくださいます。
つまり、お不動さまにお詣りすることで、私たちは、信心を清めていただいているのです。
むしろ、喪に服している時こそ、亡き人のご供養に、お不動さまにお詣りください。そして、悲しみを乗り越え、
新たな充実した生活を迎えるためにも、お不動さまのさらなるご加護をお願いされるのがよろしいかと思います。
また、同じように初詣も喪中を気になさる必要はありません。特に成田山の初詣は、お不動さまに年頭の誓いをたて、
一年のご加護と幸せを祈願するという大切な年中行事です。是非、お詣りされますことをおすすめいたします。

なぜ、お不動さまは怒っているの?

お不動さまが怒りの表情をされているのは、「忿怒の相」(ふんぬのそう)と申します。お不動さまの怒りの
お顔は、よく親の愛情にたとえられます。子供が良い行いをした時には誉めてあげ、悪い行いをした時には
厳しく叱るのが本当の愛情です。それと同じように、お不動さまは、その慈悲が心から、あえてはげしい怒りの
表情をあらわにされて、私たちの心に巣くう迷いや愚かさを滅ぼし、私たちが正しい道を進むよう、
はげまし導いてくださっているのです お不動さまの表情は、私たちへの深い愛情の表れなのです。

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